はじめに：
● 相棒一人で、スペインのピレーネ山脈ハイキングに行く予定であったが、いつの間にか、歩荷として参加することになった。 今回のハイキングは、”遠くて”、”非常に疲れた”ハイキングであった。 ● その理由は、 ① 飛行機に乗って、目的地のバルセロナに到着するまで23時間（乗り継ぎ時間5時間含む）かかった事。 ② バスでの移動距離は、約1800Kmで、しかも、曲がりくねった山道で、仙台～鹿児島に至る距離に相当する距離で、乗っているだけで疲れた。 車酔いしそうなので、目を閉じていると寝てしまう。結局、景色を見る余裕がなかった。 ③ ミニハイキング と 世界遺産の観光が混在していて、中途半端な感じがした。 ④ 連泊が一日もなかったため、頭の中がゴチャゴヤになった。 ⑤ 参加者は、玉石混淆の高齢者集団であった。 世界を歩き回って、行くところがなくなって、参加した強者揃いの集団であった。 例えば、世界旅行を100回以上歩いているいる者 や 50回を目指している者。 キリマンジェロ、モンブラン、富士山、鳥海山、燧岳にスキーで登り、滑降した経験を持ち、相棒の歩荷として参加している77歳。 一日に2万歩を歩いて、週２回のペースで山を登っている者がいると思えば、はじめて、ハイキングに参加した者もいた。 ◆◆◆ ピレーネの動画◆◆◆ GoProカメラで撮影した映像を掲載しています。 音楽は、「お日様とお散歩」、「午後のお散歩」 URL:http://amachamusic.chagasi.com/image_akarui.html |
⑥ 高齢者ばかりが26名（男5人に女21人、夫婦者3組を含む）の姦しい女性集団で、病気の話や日常生活の話が出てきて、旅行気分がそがれた。 ⑦ 女性一人参加は、人間関係が、チョット厳しいかもしれない。 ⑧ 比較的新しく開発されたコースで、熟成度不足であったこと。 ⑨ 渓谷をハイキングするので、山に登った時の開放感がなかった。 ⑩ スイス、チロル、コルチナ、ニュージランド、カナダ等々のハイキングに比べて、新しい感激と発見がなかった。 ⑪ アンドラ公国（アンドラ．ラ．ベリア）の消費税は6％，スペイン21％のため、買い物客がアンドラに押し寄せてきて、道路は大渋滞していた。 ⑫ 食料自給率 2007年のスペインの自給率は、82％、日本40％となっている。 ⑬ スペインで出会った女性は、背が低かった。 ⑭ スペインからの年間入国者数は、僅かに4000人弱（2014年）である。デパートで英語が通じず、困った。遠い国だ。 ● 良かった点は ① ホテルがよかった。部屋の広さ、快適さ、設備（wi-fi完備）、食事が良かった。 ② 上には上がいることを知った。 ● その他 その１： カタール航空では、酒類を公に提供していないため、酒はビールとワインだけ。しかも、カートの上にのせておかず、引き出しの中に入れている。 酒を注文する度に、引き出しを開けて、酒を取り出して提供するので、何故か、罪悪感を感じさせられた。 その２： トｳールーズで現地ガイドが世界遺産を説明してくれた人は、BAQUERAスキーエリアのスキーコーチの女性であった。 スキー場について、この地域のスキー地図を提供してくれた。 その３： 山岳道路は、曲がりきれない箇所があり、スイッチバックの要領で、2，3回切り返ししてやっと、曲がることが出来た。また、ロングバスのため、曲がり角では、道路に車体が擦れて、大きな音を出していた。 ドライバーの運転技術には、感心させられた。 その４： ワインは、いずれも美味であった。 その５： 何時もの事ながら、TDは、高齢者相手によく仕事をこなしていた。感心させられた。 その６： スペインについて ● 出発前に比べて体重は１Kg程増えていた。運動不足によるものと思われる。 |
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| ピレネー山脈ハイキング 2014.06.30～07.08 １８００ｍのバス旅 | |||
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