台風一過、秋晴れの中、男体山周辺の岩山を総勢35人のグループで歩いてきた。大円地を10時に出発して、大円地越11時30分着で昼食。1時間後、鷹取岩へ向けて出発。
　足下は、スパッと切ったような断崖絶壁の連続。その上につけられた細い道を何度も登ったり、下りたりしながら鷹取岩を目指した。
　30分歩いても、1時間歩いても男体山は、何時も同じ距離に見えるのが面白い。つまり、男体山を中心に岩山が弧を描いて取り囲んでいるのだ。

　鷹取岩の標高は500m程度なのだが、下をのぞき込むと1000mの高さにも見え、汗がｽｰｯと引いて心地よかった。

　高取岩からは道なき急斜面を尻を泥だらけにしながら下りた。頻繁に発生する落石が急斜面を転がり落ち、大きな音をたてて木に当たる音に緊張した。一人、落石に当たったが、事なきを得て、15:30分に車道に出た。
 ★その後の状況：今まで山を歩いた後、足が痛くなったことはないが、今回は不思議と太ももの筋肉が2日経過しても歩くたびに悲鳴を上げている。結構、ハードな行程だったようだ。