1月31日、NHK里山歩きで相棒が登った薬師古道・北向山観音堂をひょんなことから、はじめて、登ることになった。
相棒が帰宅後、免許証と保険証の入った定期入れが見つからないと騒ぎ始めた。ありとあらゆる所を探しても見つ
からず、ひよっとして山で食事をした場所に落としたかも知れないと云う話になった。

　登山コースは、往復1時間程度で、丁度、天気も良く、私はその山に登っていない。運動がてら登って探してみよ
うと云うことになった。

　冬の里山は、スキーが主体のため登っていなかったが、実に、気分壮快であった。木々の葉は落ちて、見晴らし
は良く、暑くなく、スズメバチやへびの心配もしなくていい。久しぶりに北海道の山を歩いている様な気分になった。

　定期入れは、見つからなかったが、観音堂にお賽銭を上げ帰宅。

　何の気なしに相棒のポシェットを見たら、ちゃんとあるではないか！！

　相棒は、「ポシェットを持っていったとは思わなかったので、調べなかった」とさ！！

　開いた口がふさがらなかったが、冬の里山の良さが分かったのは、収穫であった。

　それ以後、しばらくは、殿様気分に浸ることが出来たのは、云うまでもない。